2/1 あれから14年
父が他界してから14年。
早い。ものすごく早い。
父と最後のほうに交わした会話で一番覚えていたのが、人生は短いんだだった。
父が他界したとき。私は父の半分くらいの年齢だった。だから、ああ今までと同じくらいの時間が私の持ち時間なんだなとその時思った。
そして、14年。あれ。持ち時間の半分近くを使いはたしてしまったではないか。
ここ数年のていたらくを思うと情けない。
仕事をやめる、やめないで長いことウダウダしている自分に申し訳ない。
もっと器用に、飛び石を渡っていければいいのに。
あるいは、もっと柔軟に、風のように流れることができればいいのに。
そう思う。なのに、できないのも自分。いくら年齢を重ねても変われないものは変われないのかも。
そう思いながら、今度こそと語学に励んでいるところ。